シナリー株式会社様
化粧品メーカー、シナリー様の本社オフィス2階をリニューアルしました。
キーワードは「風通しのいいオフィス」。壁の大半を撤去し、天井も剥
がして照明計画も一新、さらに家具を別注するなどプラスならではの総
合力を発揮し、光と色と質感を緻密に調和させた、上質で心地の良い空
間に生まれ変わりました。
壁を撤去し自然光を巡らせて
明るく開放感あるオフィスに。
シナリー様は、自然の成分にこだわった化粧品づくりで、「環境革命」を標榜されています。その理念に寄り添いながら、オフィスのリニューアルで働く方々が気持ちよく過ごせる空気へ刷新することを目指し、「空気革命」というテーマでプランニングを行いました。
最大のポイントは、自然光が巡る間取りへの変更です。外壁に窓が多数ありますが、これまでは造作壁などの位置が閉塞感や暗さにつながっていました。室内のほとんどの壁を撤去し、ガラスや鏡を多用して、光が隅々まで広がるレイアウトに一新。社員の方からは「同じ面積なのに前よりも広く感じる」との声があがっており、開放感を高めることができたようです。また、内装材にはサステナブルな素材を多く採用し、自然を尊重する考え方を環境でも表現しました。
カラーリングは、グレージュを中心にホワイトを差し色に効かせ、マテリアルは、木目とタイルの素材感をアクセントにしました。清潔感がありながら自然な温もりも感じられる雰囲気に仕上がっています。
細やかな議論を重ねることで
こだわりの詰まった空間へ。
空間デザインに関しては、壁紙やタイル、家具の張り地まで、サンプルで何度も組み合わせを検証し、納得のいくイメージをシナリー様と作りあげていきました。その一例が、デスクの天板。空間になじむ色や木目の雰囲気を追求し、既存製品にはない色を特別に制作しました。自社工場を持つプラスの強みを活かし、こだわりにお応えできたポイントです。
彩度の低い色味を中心にしながらも単調な印象にならないのは、天井をすべて剥がし照明計画を行ったからこそ。それぞれの空間に合わせて、間接照明やモダンなペンダントライトをデザイン。自然光と計算された照明が、抑制された色調の中で白を際立たせ、洗練された表情を醸し出しています。
シナリー様とは以前より他のフロアの改装プランニングなどで意見交換を重ね、プラスのものづくりや提案力を認知いただいたおかげで、今回さらに議論を深めながらリニューアルを実施することができました。デザインも使い勝手も細部までこだわりぬいたオフィスは、働くみなさまの時間を心地よい空気で包みこみます。
引き戸にすることで限られたスペースを最大限に活用。大きな柱もタイルの意匠や間接照明で空間のアクセントに。
随所に曲線を取り入れて、優美な印象に。
収納庫の数や高さも見直してゆとりが生まれた。