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PLUS STYLE SALON vol.02 PLUS×福の蔵コラボ 無形文化遺産「伝統的な酒造り」を体感で学ぶシリーズ① 『今が旬!“荒走り”飲み比べの夕べ』開催レポート♪

PLUS STYLE SALON vol.02

PLUS×福の蔵コラボ
無形文化遺産「伝統的な酒造り」を体感で学ぶシリーズ①
今が旬!“荒走り”飲み比べの夕べ

を開催しました!

去る3月13日(木)の夕刻、SALONの森は、日本酒を愛する方々の熱気で溢れかえっていました。

明治30年創業の新潟県長岡市にある酒蔵「お福酒造」が運営する、恵比寿センタープラザB2階の「福の蔵」と恵比寿センタープラザ2階に“企業と文化の活動拠点”共創空間SALONを有するプラスのコラボ企画。日本の無形文化遺産「伝統的な酒造り」を理解するため、日本酒を味わい体感していただくイベントを開催しました。

題して「PLUS×福の蔵コラボ 無形文化遺産「伝統的な酒造り」を体感で学ぶシリーズ。今が旬!“荒走り”飲み比べの夕べ
(イベント詳細:PLUS STYLE SALON vol.02 PLUS×福の蔵コラボ 無形文化遺産「伝統的な酒造り」を体感で学ぶシリーズ① 『今が旬!“荒走り”飲み比べの夕べ』開催のお知らせ♪|PLUS プラス株式会社/PLUSグループ

大盛況だった今回のイベントの様子をお伝えします。

今回ご参加いただいたお客様は37名。これまでSALONで開催したイベントにご参加いただいたリピーター様も多くいらっしゃいました。また、クリアトーレや福の蔵の店舗でイベントのご案内告知を行い、店頭でお申込みいただいた方、福の蔵の常連様、さらには、恵比寿ガーデンプレイスにお勤めのワーカー向けサイトでイベント告知を行ったため、そちらからのご参加の方もいらっしゃり、多方面からの参加となりました。

受付には、今回のお酒にあわせ、福の蔵さん特製の、南魚沼産コシヒカリを使ったおにぎりがずらりと並びました。イベント直前に、福の蔵のおかみに握っていただいた出来立てのおにぎり。海苔の良い香りが、空腹の胃を刺激します。

参加者の方には、受付の際にお好きな具を選んでいただきました。
それぞれお席についていただき、18:00からイベントスタートです。

まずは、今回初めてSALONにいらっしゃった方や、PLUSのイベントに参加されたというお客様に向け、イベントスタッフより会社紹介やイベントの趣旨を説明させていただきました。

その後、今回のイベントの講師である「福の蔵」の南店長にバトンタッチ。いよいよ日本酒についての講座が始まりました。

第1回目の今回は、「荒走り」について学ぶ前に、まず日本酒についての基礎知識のお話が、南店長からありました。

日本酒の特定名称(ランク)「吟醸、大吟醸、純米吟醸…」など、聞いたことはあれど、詳しく説明できる方は少ないのではないでしょうか?お米の精米歩合により日本酒の特定名称の呼び方が変わってきます。南店長の説明に、皆さんふむふむとうなずきながら聞き入ります。

お福酒造では、2月に期間限定で、純米吟醸、純米大吟醸、大吟醸の3種類の「荒走り」が搾られるとのこと。
荒走りとは、日本酒を搾ったときに一番最初に搾りだされる部分だそうです。いわば、最もフレッシュな部分とも言えます。南店長は、ワインで言うところのボジョレー・ヌーヴォーと表現されていました。今年の新酒の出来はどんな感じだろうと、わくわくしながら楽しんでもらうのが一番!とおっしゃっていました。


荒走りの説明が始まるタイミングにあわせ、5種類のお酒を少しづつ注いだ試飲用のセットをご用意し、お配りしました。
➀しぼりたて純米槽垂生原酒(2025)
➁荒走り 純米大吟醸(2025)
➂荒走り 大吟醸(2025)
➃荒走り 大吟醸(2024)
➄荒走り 純米吟醸(2025)


みなさん、南店長の説明を聞きながらお酒を味わいます。
今年、非常に良い出来になった、と杜氏さんからも太鼓判の1本となったのが「荒走り 純米吟醸」だそうで、南店長もイチオシの1本。こちらは、あまりにも好評だったため、すでに完売が近いとのこと。そんな貴重なお酒も試飲できた今回の飲み比べは、貴重な機会となりました!

一通り荒走りの説明があった後は、今回のお酒を作ったお福酒造の杜氏さんについて、南店長から語っていただきました。南店長は、今回のイベントのために、御年70歳を超えて酒を作り続けるお福酒造自慢の杜氏さんと、蔵人さんたちにインタビューを行ってきてくださったとのこと。みなさんのお酒造りにかける情熱を垣間見させていただき、また、お酒造りに携わる皆さんの美肌の秘密にも触れるお話が聞けて、参加された皆さんには、さらにお酒の味がおいしく感じられたのではないでしょうか。

最後に、皆さんからの質問タイムとなりました。多くの方から、様々な質問が寄せられ、それに南店長が一つ一つ丁寧に回答いただき、あっという間に1時間半が過ぎたのでした。  

参加いただいた方からは、

  「詳しいお話を聞きながらの利き酒、特に寝かせ具合による味の違いは興味深かった」
  「飲み比べで味の違いがよくわかりました。また、おにぎりと日本酒があうことにびっくり!」
  「5種類も飲めて、大満足!日本酒そのものだけでなく、酒蔵や歴史、杜氏についても知ることができ非常に楽しかった」

などなど、楽しんで満足してくださった声をたくさんいただきました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!



今後も、恵比寿の地で、地域の皆様との交流を広げていけるよう、ワークショップやイベントを定期開催していきたいと考えておりますので、ぜひ多くの方にご参加いただければ幸いです。