あなたが現在ご使用されているオフィスチェアには肘がついていますか?
今回もプラスで人気の『BeneS(ベネス)』『giroflex353(ジロフレックス353)』 『Fita(フィータ)』の3種のオフィスチェアをとりあげ、「デスクと肘」「肘と座面」の関係性や、どういう際に使用すると効果的なのかなど、肘選びのポイントを、お伝えしていきます。
ぜひ、ご自宅で使われるチェアを選ばれる時の参考にしていただけたら嬉しいです!
■肘の必要性
ご来店されるお客様から、肘の必要性についてご質問いただくことがよくあります。
そんな時お伝えするのは、オフィスチェアの肘があることで、疲労が軽減されるという点です。
一般的に、人間の腕の重さは、体重の約6.5%(片腕)と言われているそうです。たとえば、体重50㎏の場合、片腕約3㎏、合計6㎏の重さを常にぶら下げているということに。この重さは、肩にかなりの負担をかけていることが容易に想像がつきますね。そんな両腕や肩にかかる負担を、肘があることにより軽減し、疲れにくくしてくれるのです。
ただし、肘を付けることにより肘なしよりスペースを取ってしまったり、オフィスチェア自体の価格も上がってくるといった側面もあります。お客様にとって、何が必要なのか、チェアを選ぶ時に、ぜひじっくりご検討ください。
■肘の種類
肘には3つのタイプがあります。
【種類】
・可動肘(アジャスト肘):肘の高さ調整など、自身にあった座り方で調節が可能な肘
・固定肘(ループ肘・L字肘):椅子そのものについている形で使用する肘
・肘なし
【価格帯】
可動肘>固定肘>肘なし
■デスクと肘の関係性
身長160㎝のスタッフが実際に試してみました!
オフィスチェアの座面の高さ調節をし、肘を1番下に下げた状態と肘を自分に合わせ調節した状態を3種のオフィスチェアで比較しました。
肘の高さは、机に合わせ延長線として肘を置くと疲労軽減に繋がります。3種のオフィスチェアを比較するとFitaのみ肘の高さが低く肘が浮いてしまう状態でした。机の高さにあったオフィスチェアを探す事も重要な点の一つです。
※机の高さ720㎜
■肘と座面の関係性
BeneS・Fitaは、肘の高さ調整だけでなく肘の角度・前後に動かせる機能がついている肘になっています。
giroflex353は、高さ調節はもちろん、ご自身の体格に合わせて肘の横幅調節が可能です。
オフィスチェア購入の際には、椅子のサイズ感・座面の大きさはもちろん重要ですが、是非「肘」にも注目してみてください。
チェアをお使いになるスペースを考慮の上、ご自身の使い方にあった肘がどれになるかを検討してみてくださいね。
また、肘の取外しについてもお客様からご質問を頂くことがあります。
プラスではお客様ご自身で行っていただくことは、安全性の点からおすすめしておりません。
やむを得ず、納品後の取付け取外しを行いたい場合には、施工業者をご紹介させていただきますので、ぜひご相談ください!お客様に安全快適にチェアをお使いいただくため、気を付けていただきたいポイントになります。